通り雨

何かと忙しい理系院生の日記

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体内の微量金属元素とは。その2

暑いですね。
外に数時間いたら熱射病だか熱中症だかになりそうです・・・
プールとかいいかもね。泳げないんだけどさ^_^;

さて、前回の日記の続きです。

今回はなじみのない元素名ばかりなんですが・・・

それではどうぞ。



セレン
一般的には半導体として使われています。原子番号は34で、酸素、硫黄と同じ族に属する。
セレノシステインという必須アミノ酸を構成する元素だそう。システインは硫黄が入ってるんですが、そこにセレンが置き換わっているんだそうだ。
セレノシステインは酸化・還元に関わる酵素に含まれている。

なお、このセレン、困ったことに結構曲者で、多く摂取すると害を及ぼす。症状としては頭痛、下痢、吐き気など。普通に食事を取っていれば欠乏はしないようだ。


クロム
重金属なんで、体に入ると害になるものだとばかり思ってたんですが。
確かに、六価クロムは毒性が高いです。接触したら皮膚炎とか起こします。が、自然界に存在するものは毒性の弱い三価のクロムばかりなんだそう。六価は人工的にしか作れない。ちなみに、六価クロムはメッキとしてつかわれてるんだけど、だんだん使わない方法がとられだしている。

で、体内での反応は意外なことに不足するとインスリンが反応しなくなるということが起こる。インスリンってあの、糖尿病になった時に投与されるもので。脂肪の分解とかに使われるんだけど。
つまり、クロムを摂らないと脂肪が分解されないから太るwwなんかおかしいwww


マンガン
マンガン電池とか有名ですかね。過マンガン酸カリウムとか、酸化剤としても有名。原子番号は25で、クロム、マンガン、鉄の順に並んでいる。この辺は遷移元素なんで似たような性質を持つはずなんだけど、体内ではなんか違うw

マンガンは骨の構成元素だそう。それ以上の記述はあまりなかった。
水道水に豊富に入っているので欠乏することはまずない。寧ろ過剰気味。マンガンは酸素と結びつきやすいので中毒になると結構ヤバイらしい。


モリブデン
聞いたことある名前ですか、これ?
原子番号は42。融点、沸点が比較的高い金属として有名。融点が2620℃、沸点は4650℃。

こいつは酵素に含まれているのだが、主な用途は亜硫酸や硝酸といった酸性の強いものを害の低いものに変えるという働きを持つ。
アルコールの分解にもこいつを含む酵素が活躍中。


ヨウ素
ハロゲンの一種でこいつは金属では有りません。塩素とかと同じ族です。昇華性あり。
甲状腺ホルモンを生成するのに必要。ヨウ素は海水に含まれてて、海草からとれるので日本人にとっては欠乏することはまずないと考えられている。ましてや、ヨウ素の生産量は世界中で日本は有数の産出国なんだそう。

甲状腺ホルモンっていうのは一般に全身の細胞に作用して細胞の代謝率を上昇させる働きをもつホルモンだそうで。人間に限らず脊椎動物では良く確認されている、生存に超重要なホルモンだそう。



とりあえずこんなところかなー。
生体内で金属っていうのもなかなか不思議なものだね・・・と。
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